カエルの発生
カエルの発生について
①受精と灰色三日月環
・受精膜の形成する
・その後、動物極が上側になる
・そして、灰色三日月環が出来る
※灰色三日月環は、精子侵入点の反対側に出来て、原口背唇部の部分になる
②胞胚期
・卵割が動物極側で盛んに起こり、胞胚腔は動物極側に出来る
③原腸胚期・・・陥入によって三胚葉が分化する
※初期 ※後期
原口と原口背唇部が出来る 外胚葉、中胚葉、内胚葉、卵黄栓、
原口(肛門になる)が出来る
④神経胚期・・・横断面からとらえる
※初期・・・神経板が出来る
中期・・・神経溝が出来る
後期・・・神経管、表皮、脊索、体節、腎節、側板、腸管が出来る
⑤尾芽胚期
・ふ化が起こる
・組織や器官の分化が進む
※原腸胚期、神経胚期、尾芽胚期の関係と流れ
・原腸胚期・・・外胚葉、中胚葉、内胚葉が出来る
・神経胚期・・・外胚葉 → 神経管と表皮になる
中胚葉 → 脊索、体節、腎節、側板になる
内胚葉 → 腸管になる
・尾芽胚期以降・・・神経管 → 脳(大脳、間脳、中脳、小脳、延髄)、脊髄、が出来る
表皮 → 皮膚、毛、羽毛、うろこ、爪、水晶体、角膜、が出来る
脊索 → 骨格が出来ると、退化消失が起こる
※脊索は、灰色三日月環、原口背唇部を経て脊索になる
体節 → 骨格、骨格筋、真皮、が出来る
腎節 → 腎臓、ぼうこう、生殖腺、が出来る
側板 → 内蔵筋(平滑筋)、腸間膜、心臓、が出来る
腸管 → 消化器系と呼吸器系になる
※消化器系・・食道、胃、十二指腸、小腸、大腸、
肝臓、すい臓
※呼吸器系・・えら、うきぶくろ、肺、など