二遺伝子雑種の特殊例
二遺伝子雑種の特殊例について
※二遺伝子雑種の基本形
P AABB × aabb
↓
F1 AaBb
↓
F2 〔AB〕 〔Ab〕 〔aB〕 〔ab〕
9 : 3 : 3 : 1
1、補足遺伝子
※補足遺伝子・・・1形質の発現に複数の対立遺伝子が関わる
例:スイートピーの花の色(アントシアン)
(AとBがそろうと紫になる)
色素原 - あり・・A 発色酵素 - あり・・B
なし・・a なし・・b
P 白(AAbb) × 白(aaBB)
↓
F1 紫(AaBb)
↓
F2 〔AB〕 〔Ab〕 〔aB〕 〔ab〕 紫:白 = 9:7
9 : 3 : 3 : 1 ※和が16のとき、
紫 白 白 白 基本形の変化
2、条件遺伝子
例:ハツカネズミ 体色 - 黒・・A
白・・a
条件遺伝子 - B(Aと一緒になると灰色になる)
b
P 灰(AABB) × 白(aabb)
↓
F1 灰(AaBb)
↓
F2 〔AB〕 〔Ab〕 〔aB〕 〔ab〕
9 : 3 : 3 : 1
灰 黒 黒 白
灰:黒:白 = 9:3:4