古代ギリシアの思想 ~哲学誕生の瞬間~

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投稿者:       投稿日時:2013/11/14 22:46      
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古代ギリシア哲学の最初の最初を考えます

 

 

・古代ギリシア哲学のスタート

 ・古代のギリシアで、人間や世界の物や出来事を理解するために、

  一番最初に用いられたのは、神話(ミュトス)だった

  →神話を使うことで、世界とは何か、人生とは何か、という答えを探そうとした

 

 ・当時、使われていた神話は2人の神話であった。

  ①ホメロスという人の、「イリアス」と「オデュッセイア」という神話

  ②ヘシオドスという人の、「労働と日々」という神話

  

  ※なぜ、この2人の神話が用いられたのか

   →神を擬人化して(人に置きかえて)いたから

 

 

 ・しかし、紀元前6世紀ごろから、神話に頼らないで世界や人生が何かを知る、

  という考え方が生まれた

  =これは、世界を支配する理法(ロゴス)が生み出されたことを意味する、

   と言われている

   ※理法:筋が通っている(正しい)ルールのこと

 

 

 →以上のことから、ギリシアの人々は、全ての人や物を理法(ロゴス)で説明しようとした

  =これをギリシア思想という

 

 

・ロゴスを自覚したのは誰か?

 ・ロゴスが大切だと最初に考えたのは、自然哲学者と言われる人達だった。

  ※自然哲学者:人間や世界を神話で説明するのではなく、

         人間や世界の最も根本にある物は何か、を考えた人のこと

         ここでいう根本を、当時のギリシアでは、根源(アルケー)と呼んだ

 

 ・そこで、多くの自然哲学者が、人間や世界の根源(アルケー)が何かという答えを出した

  ・ピタゴラスという人 - 根源を数と考えた

  ・  タレス   - 水

  ・ヘラクレイトス - 火   

             ※この人は、「万物は流転する(物事は常に変化する)」と言った

  ・デモクリトス - 原子(アトム)

  ・エンペドクレス - 土と空気と水と火

 

  →このように、自然哲学者が根源を求める態度をテオーリア(理性を働かせること)と言う

 

  

 →以上のことから、

  ギリシアの人は、知識が役に立つかどうかよりも、知識を知ることを重視した

  →このことから、純粋に知ることを愛する「愛知」(フィロソフィア)という言葉が生まれた

   ※「愛知」について:・昔-学問全てを指していた

              近代以降-哲学と科学が分かれ、哲学に愛知が当てはめられた

 

  ※なぜ、純粋に知識を得ることを重視したのか

   →昔はスコレー(余裕、ひま)がたくさんあったから、と言われている

 

 

・紀元前5世紀にどのような変化があったのか

 ・アテネがギリシアの中心となったことが原因で、考えるものの対象が、

  水や火などの自然から、人間や社会に変わっていった

 

 →人間や社会に特に目が向けられた時、民主政治などが意識されたため、

  人々は、弁論術(人を説得するための方法)を学ぼうとした。

  →その時にソフィストと呼ばれる弁論術の教師が現れました。

 

 

 

ポイント

・哲学の最初は神話

・神話に頼らないで、理法を使う考え方が生まれた=古代ギリシア哲学

・自然哲学者が根源(アルケー)を探した=この態度をテオーリアと言う

 ※自然哲学者と根源を一致させて覚える

・ギリシアでは、純粋に知識を獲得すること(愛知)を重視した

・紀元前5世紀に、自然から人間と社会へと考える対象が変わった

・当時、弁論術(人を説得する力)が流行した

 →ソフィスト(弁論術を教える人)が現れた

 

 

このあたりが、重要なポイントです。

 

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