グローバル化による国際社会への影響について
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グローバル化による国際社会への影響について考えてみます
・グローバル化による様々な影響について
・日本の様々な制度は、グローバル化の影響で段々と無くなりつつあると言われている
※様々な制度の例
・日本的経営方式・・年功序列型賃金、終身雇用、企業別組合を基本とした方式のこと
・株式の相互持合い・・会社どうしで、お互いの株式を持ち合うこと etc
・企業も労働者も、グローバル化による国際の市場の影響によって、
成功も失敗も自分の責任になるというのが、グローバル化の社会でのルールとなっている
・グローバル化の現状について
・グローバル化は、現状では不安定かつ不平等の傾向になっていると言われている
※なぜ、不安定かつ不平等なのか
→・グローバル化の勢いに乗ることができる企業や労働者は、
大きなチャンスとなる可能性がある
・しかし、グローバル化の勢いに乗ることができない企業や労働者は、
大きなピンチとなるにも関わらず、セーフティーネットが全然存在しないから
※セーフティーネット
・自己責任のルールを補うために、市場経済で失敗した人や負けた人、様々な理由による
弱者などを守り、どこかの市場の機能が弱くなったり、ダメになったりした時に、
その市場の機能の故障が社会全体に影響を与えてしまうことを防ぐ仕組みのこと
・セーフティーネットの例として、社会保障制度(雇用保険、生活保護など)や
預金保険制度、消費者保護制度などがある
・グローバル化によって生まれた格差について
・グローバル化の影響によって、国際レベルで格差が広がってきてしまっている
※現在では、経済的な格差だけではなく、デジタルデバイド(情報格差)も拡大している
・デジタルデバイドについて
・デジタルデバイドとは・・IT(情報技術)の発達によって生じる所得、
情報量などの格差のこと
・下のような人達が、情報弱者となる可能性があることが問題視されている
と言われている
→・パソコンを買えない、インターネットを使えない、などの可能性がある
低所得者や高齢者
・情報システムやパソコンなどの機器の普及が遅くなってしまった地域に住む人々
→上のようなデジタルデバイドなど、新しい形での格差が生まれてきている
→そこで、2000年に九州・沖縄サミットが開かれ、その会議で情報格差を始めとして
様々な格差について議論された
※九州・沖縄サミットで決められた共同宣言の内容について
・情報格差を改善することが決められた
・債務の多い国の債務を減らすこと、衛生、教育の向上など、
国家の間にある格差の改善が決められた
ポイント
・グローバル化による様々な影響を押さえる
・グローバル化の現状を押さえる
・グローバル化によって生まれた格差について押さえる