少子高齢化社会と介護の問題について
少子高齢化と介護の問題について考えてみます
・高齢化の現状について
・高齢化とは・・全体の人口の中で高齢者が増えてくること
※65歳以上がどれくらいいるかによって、呼び方が変わる
・高齢化社会・・国の人口の中で、65歳以上が7%以上の社会のこと
・高齢社会・・国の人口の中で、65歳以上が14%以上の社会のこと
・超高齢社会・・国の人口の中で、65歳以上が21%以上の社会のこと
→日本は23.1%だと言われている(2010年)
※日本が高齢化になるスピードは、他の国と比べても、かなり早かったと言われている
・高齢化は何が問題なのか
・医療や年金などの社会保障の費用が増えて、国の財政を圧迫する可能性がある
→この問題は、少子化が進む日本は特に深刻だと言われている
=少子化が進むと、若い人たちの一人当たりの社会保障の費用の負担が大きくなる
※少子化・・国の人口の中で、子供の割合が減ること
・介護を必要とする高齢者が増えてしまう
→介護の担い手が必要になり、介護を受ける人の家族にも大きな負担となる
・介護を担うのは誰が良いのか
※なぜ、このような質問が出るようになるのか
→家族での介護が基本的だが、家族だけだと問題が出てくるから
・家族が担うことによる問題
→・入浴、食事、睡眠などに家族の手助けが必要になり、
場合によっては深夜にも介護が必要なことがある
=体力的にも精神的にも限界が来ることが考えられる
※実際に、介護をしていた人が病気になり、家族の関係が壊れてしまった、
ということもあった
・核家族化が進んでいるので、高齢者だけの世帯、一人暮らしの高齢者などが増えている
=現在、介護を行っている人の半分以上が60以上の人々だと言われている
→上を見てみると、家族だけで介護を担うのは難しい
=そこで、現在では社会全体で介護を担っていこうとする動きが強くなってきている
・社会全体の介護はどのようにしていけばいいのか
・社会レベルでの介護は、北欧(デンマークやスゥエーデンなど)から
学ぶと良いと言われている
※なぜ、北欧から学ぶのが良いのか
→北欧の社会レベルでの介護が素晴らしいと言われているから
・北欧の介護について
・北欧では、在宅介護やホームヘルパーが注目されている
※・在宅介護・・介護を自宅で行うこと
→電動のベッドやリフトなどを使うことで、
在宅介護がやりやすくなっていると言われている
・ホールヘルパー・・介護をする人が、自宅を訪問して、その家で介護を行うこと