少子高齢社会について -家族の変化と問題点-

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投稿者:       投稿日時:2013/11/17 16:06      
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少子高齢社会について考えてみます

 

 

・家族のスタイルの変化について

 

 ・高度経済成長期以降に・・

  →・直系家族(祖父や祖母などと一緒に生活する家族)や

    拡大家族(直系家族に、さらにいとこなどとも一緒に生活する家族)が減り、

    核家族(夫婦だけ、夫婦と未婚の子ども、父か母と子どもの家族をまとめた呼び方)が

    増えた

   ・小家族化(家族を構成する人数が少なくなること)や少子化が進み、

    家族の平均世帯員数が減った

 

   ※核家族は、1980年以降に減っているが、単独世帯(一人暮らしのこと)が増えている

 

 

 →上のように、家族のスタイルが変わっていった理由とその影響

 

  理由

  ・民法が改正されて、夫婦を中心とした新しい家族制度が成立して

   浸透していったからだと言われる

  ・産業の仕組みのレベルが高くなると同時に、仕組みが複雑かつ難しくなることで、

   若い労働者の人たちが地方に親を残して、都市に出てくることが理由の一つだと言われる

   =このような動きを都市化と言う

  

  影響

  ・家族の機能が少なくなっていき、教育を学校に、介護を施設に、などのように、

   機能が家族以外の場所で代わりに行われるようになった

   =このような動きを、家族機能の外部化と言う

  

  ※ただし昔は、家族は元々、社会の一番土台になる基本的な集団(=第一次集団)

   だと言われていた

 

 

 

・核家族の問題点について

 

 ・核家族のメリット

  ・核家族が増えたことで、家の伝統を気にしないで、自由な家庭を作ることが出来る

   →この流れによって、マイホーム主義というものが生まれた

    ※マイホーム主義・・自分達の家族生活に満足して、

              家族生活を一番に考える主義のこと

 

 ・核家族のデメリット

  ・何世代も一緒に生活するという事が無くなるので、子育ての知恵が伝達されなくなる

  ・子どもに親の感情が押し付けられ、過保護になりやすい

  ・家族の人数が拡大家族などに比べて減るので、働いてお金を稼ぐ人が働けなくなったら、

   生活が苦しくなる

  ・子どもが自立した後は夫婦だけになるので、様々な面で夫婦の負担が大きい

 

 

 

 

・少子化の問題について

 

 ・現在、日本では少子化が進んでいる

  ※少子化・・国の人口の中で、子どもの割合が減ること

 

 ・少子化によって、生産年齢人口や、合計特殊出生率が低下していると言われている

  ※・生産年齢人口・・労働力の中心となる15~64歳の人たちのこと

   ・合計特殊出生率・・1人の女性が一生のうちに産む子どもの数を示したもの

             この数が2であれば、人口は維持されるが、

             日本は2を大きく下回っている

 

 ・なぜ少子化になったのか

  →非婚化や晩婚化が進んだからだと言われている

   ※・非婚化・・結婚しない人が増えてきていること

    ・晩婚化・・結婚する年齢が遅くなっていること

  →最近では、結婚していない女性が子どもを産むことに対して、

   様々な制約があることも原因だと言われている

 

 ・少子化はなにが問題か

  ・現在の人口が維持できなくなってしまう

  ・社会保障や労働市場などに影響を与える可能性がある etc

 

 

 

 

・人口の高齢化の概要について

 

 ・高齢化とは・・国の人口の中で高齢者が増えていくこと

 

 ・なぜ人口が高齢化したのか

  →医療などが発達して、死亡率が低下したことによって、

   平均寿命が延びたからだと言われている

 

 ・日本を含む先進国は人口の中でも65歳以上の老年人口の割合が増えた

  →老年人口が増えた社会を高齢社会という

   ※高齢社会は、割合に応じて呼び方が変わる

    →65歳以上の高齢者が総人口の7%以上の社会→高齢化社会

                   14%以上の社会→高齢社会

                   21%以上の社会→超高齢社会 と呼ばれるようになる

  

 ・日本は他の国と比べて早いスピードで高齢化が進んでいると言われている

 

 

 

 

・高齢社会の問題点について

 

 

 ・高齢者の経済に関する問題

  

  →問題点

   ・高齢者の多くの人は、定年退職などで収入が減少するため、

    年金や家族に助けてもらう場合が多い

   ・高齢者の再就職が難しい

   ・少ない若者で、多くの高齢者の年金や福祉を支えるため、

    若者の経済的な負担が大きくなってしまう

 

   →そこで、年金制度を変え、社会が高齢者の生きがいとなるような

    再雇用や再就職が必要だと言われている

    

    ※老夫婦や一人暮らしの老人の家庭は収入を公的年金に頼ることが多いため、

     年金制度の変化が必要と言われている

     公的年金・・国によって加入が義務付けられている年金制度のこと

 

 

 

 ・高齢者の健康に関する問題

 

  →問題点

   ・「死」が身近な問題となり、精神的に不安なことが多くなってしまう

   ・認知症や、寝たきりの老人などは、経済や精神の面で

    家族に大きな負担となる可能性がある

   ・高齢者の単独世帯が増え、一人暮らしの高齢者の介護をどうするべきか、

    という問題がある

     ※孤独死という心配も考えられるようになってくる

   ・シングル介護や老老介護などが心配されるようになる

     ※・シングル介護・・未婚や死別など、独身の人が自分の親を介護すること

      ・老老介護・・高齢者の夫婦で、夫婦の一方がもう一方の介護をすること

   ・後期高齢者医療制度が老人の負担になったり、

    介護保険制度がケアプランだけで機能しない可能性があったりする

 

   →このような問題に対しては、ノーマライゼーションの考え方を土台にして、

    公的サービスを充実させることと同時に、地域全体で老人を支援する体制などが

    必要不可欠だと言われている

 

    ※ノーマライゼーション・・高齢者や障害を持っている人が、一緒に生活をして、

                 全員がありのままに生活できるような社会が普通であり、

                 そのような社会を目指すべきだとした考え方のこと

 

 

 

・高齢者の生きがいの問題

 

 →問題点

  ・高齢者は、様々な理由で孤独な状況になりやすい

  ・社会的な地位やライフサイクル、家族のスタイルの変化などによって、

   老後を夫婦二人で暮らす期間が長くなっている

 

  →そのような問題に対して、

   ・家族や地域、ボランティアの人々などが、高齢者に対して暖かい交流や思いやり、

    愛情を注ぐことなどが重要だと言われている

   ・若い人たちが老人になった時のことも考えて、生涯学習の環境を

    整備していくべきだと言われている

   ・バリアフリーやユニバーサルデザインを意識していくことが大切だと言われている 

    ※バリアフリー・・障害を無くして、高齢者や障害者が安心できるような

             環境を作ること

     ユニバーサルデザイン・・全ての人が使いやすくなることを目指して作られた

                 商品のデザインのこと

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