基本的人権と人権に対する考え方について

閲覧数:1,214
投稿者:       投稿日時:2013/11/17 17:03      
(まだ評価されていません。)
コメント数: 0       お気に入り登録数:5

LINEで送る
Pocket

人権について、基本的人権を中心に考えてみます

 

 

・人権について

 

 ・人権とは・・生命、自由、平等など、社会や国家が尊重するべきで、

        人間が当然のように持っている権利のこと

 

 →現代では、様々な問題があるので、人権を改めて考え直すことが大切だと言われている

 

 

 

 

・人権についての考え方と社会契約説について

 

 

 ・社会契約説の考え方が生まれるまでの流れについて

 

  ・人権という権利は、近代民主主義が出来た時に考えられるようになった

 

   ※中世より前の社会

    →多くの人々が奴隷として扱われていたので、人権がなかった

 

   ・17~18世紀のヨーロッパ

    →王権神授説が中心になった

     ※王権神授説・・王様の権力は神から授かったものなので、

             人々は王様に従うのが当たり前だという考え方のこと

      

      →王権神授説の考え方が強かったので、国の王様の権力は、

       国外でも、国内でも、他の誰にも邪魔されない、最強の権力だった

       =このように、王権神授説を中心としたスタイルのことを

        絶対主義(絶対君主制)という

  

   ・その後

    →ロック、ルソー、ホッブズという人達が王権神授説を否定した

     =その時に出てきた考え方が社会契約説だった

 

     ・社会契約説とは・・政治が存在する社会以前の状態(自然状態)や、

               人間が生まれた時から持っている権利(自然権)とは

               どのようなものかを考え、自然状態の良くない部分を

               修正するために人々が社会と契約(社会契約)をすることで

               国家の権力を作ったとする考え方のこと

            

       ※社会契約説は、人によって考え方が違ったが、自然権を軸にして

        国家の成り立ちを考えるという点は同じだった

  

 

 →社会契約説が考えられるようになった時に、「法の支配」という考え方も出てきた

 

 

 ・法の支配について

 

  ・「法の支配」とは・・社会をまとめるためには、法律を用いるべきだという考え方のこと

             (ただし、この考えの中には、社会をまとめる人が

              法律を勝手に変えてはいけない、という意味も含まれている)

    ※ドイツには法治主義という考え方があり、法治主義という考え方は

     「法の支配」と同じように法律を重視したが、社会をまとめる人が

     変えてはいけない、という部分よりも、権力の使い方が法律に合っているか、

     という部分が重要だった

      →このような考え方から、「法の支配」の反対を、「人の支配」と言う

 

 

 

 

 

・それぞれの国の基本的人権と人権に対する考え方について

 

 ・基本的人権を考える上で代表的なものに、アメリカ独立宣言、フランス人権宣言、

  ドイツのワイマール憲法などがある

 

  ※基本的人権とは・・人間が人間らしく生きるための基本的な権利のこと

 

 

   ・アメリカ独立宣言(1776年)について

    →この宣言では、生命・自由および幸福追求を、天から与えられた人権だとした

 

   ・フランス人権宣言(1789年)について

    →この宣言では、自由・所有権・安全および圧制への抵抗を、自然権だと考えた

 

   ・ドイツのワイマール憲法(1919年)について

    →社会権(自由権を補うための権利のこと)を初めて取り入れた

 

 

 

 ・人権の保障に対する考え方は、産業革命以前と以後で大きく変わったと言われている

 

  ・産業革命以前

   →自由権(個人の様々な面での自由を保障する権利のこと)を重視した

   →自由権の重視のためには、国が国民に対して様々なことを行うと、

    国民の自由を奪う可能性があるので、

    国民に対して、あまり多くのことを行わない方が良い 

    =このように、人々の自由の重視のために、国が国民にあまり関わらないような

     国家のスタイルを夜警国家と言う

 

  ・産業革命以後

   →社会権が重視されるようになった

   →社会権を保障するためには、国が国民に対して保障の制度を作ったり、

    福祉の充実を行ったりする必要がある

    =このように、社会権の保障のために、国が国民に対して

     積極的に関わっていくような国家のスタイルを福祉国家と言う

 

 

ポイント

・人権と人権についての考え方を押さえる

・社会契約説と「法の支配」を押さえる

・基本的人権の流れを押さえる

閲覧数:1,214
LINEで送る
Pocket


(この記事はまだ評価されていません)
Loading ... Loading ...
投稿者:
投稿日時2013/11/17 17:03

コメント数: 0
お気に入り登録数:5



コメントを残す