冷戦後の世界の動きについて

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投稿者:       投稿日時:2013/11/18 01:25      
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冷戦後の世界の動きについて考えてみます

 

 

・民族自決について

 

 ・冷戦が終わったことによって、世界各地で民族自決(それぞれの民族が自分で決めること)の

  動きが出てきた

  →それと一緒に、様々な問題も見えてきた

 

 

 

 ・冷戦後の問題について

 

  ・1991年にバルト3国(エストニア、ラトビア、リトアニア)が独立したが、

   チェチェン紛争は激しくなった

 

  ・旧ユーゴ連邦が解体したことによって、ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争が起きた

 

  ・コソボ問題が起きた

  

  ・ルワンダという国などを含めた、アフリカでの民族や部族の対立という問題が出てきた

 

  ・パレスチナ紛争は解決されていない

 

   →このような地域紛争が多く、中には人間らしくない虐殺なども起きている

    =そこで、国連は国際刑事法廷というものを設置して、

     このような行為の処罰を行っている

 

 

 

 

・「同時多発テロ」について

 

  ・2001年にアメリカで「同時多発テロ」が起きた

 

   →これによって、日本では様々な法律などが誕生した

 

    ・日本は2001年にテロ対策特別措置法という法律を作り、

     自衛隊を海外に派遣して、アメリカ軍を支援した

     (2008年には、新テロ対策特別措置法が作られた)

 

    ・2003年にイラクが大量破壊兵器を持っているかもしれない、

     という疑いのもと、アメリカとイギリスが国連安全保障理事会というところの

     正式な許可が出ないままイラク戦争を始めた

     →そこで、日本は2003年にイラク復興支援特別措置法を作って、

      2004年に自衛隊をイラクに派遣した

 

 

 ※イラク戦争の時に、アメリカの単独行動主義(ユニラテラリズム)が

  考えられるようになった

  →イラク戦争や京都議定書から抜け出したことなどは、

   ユニラテラリズムの表れだと言われている

  

 

 

 

・日本の安全保障の問題について

 

 ・1989年に冷戦が終わり、ソ連が崩壊し、ロシア連邦になった

  →そこで、日本とロシアとの間で、北方領土の問題はあるとしても、

   平和条約を結ぶ方向が考えられている

 

 ・一方で日本は、戦争の放棄が書いてある平和憲法があるが、

  世界の中でもかなりの上位に入るほどの軍事への支出をしていて、

  矛盾しているのではないか、と言われている

 

  →上の2つを考え、勢力均衡が世界で失敗したという事実を考慮した上で、

   平和憲法の原則を守りつつ、自分の国の安全を維持していくことが重要だと言われている

 

  ※自国の安全の維持の方法の一つとして、

   国連やASEAN地域フォーラム(ARF)などの多国間国際機構を使う、

   ということが考えられている

   

   →そのような機構を使うことで、ヒトや経済の交流を促して、

    他の国や人々との信頼関係を作ってコミュニケーションや協力などを

    土台にした国際政治をルールを作ることが大切だと言われている

 

   ※ASEAN地域フォーラム・・アジア太平洋地域の安全保障の問題について

                  多くの国との間で議論をするための枠組みのこと

                  →1994年に作られ、ASEAN諸国、日本、中国、

                   韓国、アメリカ、ロシア、EUなどが参加している

 

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