やめることは逃げじゃない、問題じゃない、損じゃない
様々な行動に対して、私は考えることがあります。
その行動をやめるか、続けるか。
ということです。
例えば、バイト。
私の周りに、バイトを辞めたいと考えている人が結構います。
そういう時に、私は思うんですね。
「バイトやめちゃえばいいじゃん。」って。
生活がかかってるとか、辞めた後の人間関係が苦しいとか、いろんな理由があると思いますが、
私は、そういった理由と、辞めたいという思いを天秤にかけたときに
辞めたい思いが勝ったら、それはそれでいいと思うんですね。
ただ、私は、ちょっと気になったことがありまして。
私が、様々な理由でバイトを辞めなければいけなかった時、
バイトを辞めることを伝えたら、
「じゃあ、バイトの研修代と研修に使った時間を返してくれたら、辞めてもいいよ」
と言われました。
私が、それは無理です。と言ったら、
「これだから、今の若者はダメだ」とか言われました。
私は、そもそも研修代と時間を返せという発言も理解できませんでしたが、
バイトを辞めてしまうから、今の若者はダメだ、という考え方も理解できませんでした。
雇用側としては、長くいてもらいたいとか、研修の時間がもったいないとかは分かりますが、
「すぐ辞める=ダメ」っていう図式はよくわからないんですよね。
じゃあ、すぐ辞めるのがダメだったら、長く続けるのが良いのかと。
忍耐力とか、我慢する能力とか、つけることができるかもしれませんが、
それ以前に、仕事が嫌だとか、仕事を辞めたいとかいう人をキープしておく方が、
雇用側としては、よっぽど効率が悪いと思うんですね。
そして、個人的には、労働者が辞めてしまう環境が職場にあるということは
雇用側は反省すべきだと思うんですね。
こういうのって
バイト以外にも、部活とか、就職とかの場合もあてはめることが
出来るような気がします。
バイトを辞めることで、労働者は嫌だったことから脱却できる。
雇用者は、効率の悪い労働者を解雇して余計な金を払わないですむ。
お互いのためにも、バイトを辞めたいと思った労働者は
さっさと辞めさせてしまっていいと思います。
そして、一方的に労働者が悪いだけでなく、
職場の環境とかを、見直してみるなどの努力は必要かもしれません。
だから、「すぐ辞める=ダメ」みたいなのって、一概に言えないと思います。
そういう感じで、バイト以外の物事に関してもあてはめて考えてみる必要があるのでは。