ミクロ経済をやる前に知っておきたい基本的なこと
ミクロ経済の基本的なことを、いくつか書いておいてみます
・微分
「微分・積分」の微分ですが、図がどうこうということよりも、
簡単に3パターンに分けることができる、ということがわかっていれば十分です。
αと置いて考えた場合、
・X > α
・X = α
・X < α
という3パターンです。
ミクロ経済を勉強する時に、頭の片隅にあればいいと思います。
・市場(しじょう)
市場とは、何かを取り引きする場所のことです。
お店のような場合もあれば、インターネットのようにモノがない場合もあります。
市場は、大きく分けて3種類あります
・財市場・・財やサービスを取り引きする市場
・金融市場・・お金を取り引きする市場
・労働市場・・労働力を取り引きする市場
です。
これも、頭の片隅においておけば大丈夫だと思います。
・家計・企業・政府
経済を考える時に、この3種類がメインの登場人物となると思います。
家計も企業も政府も、それぞれがお互いに関わり合っています
ミクロ経済の話ですが、もちろんその反対でマクロ経済というのもあります。
この大きな違いは・・
・ミクロ・・各家計と各企業のそれぞれが最も豊かになるためにどうするべきか
・マクロ・・家計、企業、政府のすべてが最も豊かになるためにどうするべきか
どちらがよくて、どちらが悪いわけではないですが、議論が起きやすいところです。
・限界
経済ではよく聞く言葉です。普段耳にする「限界」とは若干意味が異なります。
ここでの限界は、「今ある状態から、何かを1単位変化させた時に、どのようになるか」という意味です。
たぶん難しいので、話に出てきたときに、振り返るとわかりやすくなると思います。
・完全競争市場
市場では、モノを買う人と売る人がいます。
ここで大切なのは、
・商品を売りたい人と買いたい人がたくさんいる
・みんなが同じものを売買している
ということです。
この2つの条件が満たされた状態を完全競争市場と言います。
この2つのどちらか1つでも満たされないと完全競争市場ではありません。
(商品を売りたい人が1人、など)
このあたりも経済の市場を考える時の重要な部分です。
他に追加するべきことがあったら、教えてください。