投票所までの距離は結構大事という話
期日前投票最終日にこの記事を上げるのはちょっと遅い気もしますが、松山市内の大学に、全国初の期日前投票所が設けられたそうです。全国初というのは意外でした。なんでもっと早くできなかったのか…。
それはさておき、この記事を読んで投票所までの距離って案外大事だなーと思いました。まぁこれは投票所に限らないとは思いますが(駅前の本屋に結構な割合で吸い込まれるのと同じで?)。特に期日前投票所は私も遠いなーといつも思います。正直歩いて行ける距離ではないので、電車で行くこともあります。私は政治に関心があるほうですので、毎回出向いているのですが、政治に関心がない人にとっては面倒だと思わざるを得ない距離です(あくまで私の地域ですが)。ということで、もう少し小さな投票所を分散して設けることはできないものかと思っています。あとは地域の企業などと連携して期日前投票所の中に投票後にちょっとくつろげる空間を提供するのはどうだろうか?と思ったりもしています。期日前投票の期間はそんなに長くないので、アイスの値引きセールとかできそうですし。多少の投票のインセンティブになりそうな気がします(政治の関心が高まることとは違いますが)。
投票率を高めるにはネット選挙で政治的関心を高めるのも一つの手段かもしれませんが、単純に物理的な距離を縮めること、期日前投票所に行くことのメリットを与えることも大切かと思います。
また、当然かもしれませんが、期日前投票所で投票ができるのはその地域の有権者だけです。これも不便だなーと思います。特に大学の場合、松山の大学に通うために松山市に住んでいたとしても住民票は実家にあります、みたいなことも結構あると思うので、大学に期日前投票所を設けるメリットはその地域に住民票がある人だけです。
結局のところ、住民票がなくても投票できる環境づくりも重要かもしれない、と思います。個人的にはネット投票ができたらどんなに楽か!と思ったりしているのですが、セキュリティ上難しいのでしょうね…。
投票率を上げるには距離という物理的制約を取り除くことも案外重要かもしれないという話でした。
※今回の記事との関連で個人的に面白かったBLOGOSの記事も載せておきます。女性は必読ですw
参考資料
・「選挙に行かない男と、付き合ってはいけない5つの理由」http://blogos.com/outline/52317/
・NHKニュース「大学に全国初の期日前投票所」
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130717/k10013094411000.html