エジプトの統一国家について

閲覧数:1,779
投稿者:       投稿日時:2013/09/27 19:59      
(まだ評価されていません。)
コメント数: 0       お気に入り登録数:3

LINEで送る
Pocket

エジプトの統一国家について考えてみます

 

 

・エジプトの統一国家について

 

 

 ・エジプトには、「ナイルのたまもの」という言葉があり、ナイル川の増水と減水を利用して、

  豊かな農業が行なわれた

  →エジプトは、メソポタミアとともに、最も古く文明が誕生していた

 

  ※「ナイルのたまもの」という言葉について

   ・この言葉は、ギリシアの歴史家のヘロドトスという人の言葉だった

   ・ナイル川は毎年7~10月に増水や氾濫があり、

    川の上流から栄養が豊富な土を運んでいたため、

    他の地域に比べて、豊かな農業が行なわれた

 

 

 ・ナイル川流域では、はやくから多くの村落(ノモスという)が形成された

  ※しかし、ナイル川の治水には住民の共同の労働と、

   住民をまとめる強力な指導者が必要だった

   =そのため、エジプトはしだいに統合へ向かっていき、

    全国を統治するための政治組織も作られていった

 

 

 

 ・紀元前3000年ころのエジプトでは、メソポタミアよりはやく、

  王(ファラオ)による統一国家が作られた

  →その後、基本的に国内の統一を保つ時代が続いた

   ※しかし、一時的に周辺の民族の侵入や外国の支配を受けることもあった

 

  →国内の統一を保っている時に、約30の王朝が交代している

   ※そのなかで、特に反映した時代を古王朝、中王朝、新王朝の3期に分けることが出来る

 

 

 

 

・エジプトの社会と政治の様子について

 

 ・エジプトでは、王様が生きている神として王様を中心とした神権政治を行った

  

 ・国土の所有者は王であり、少数の神官や役人などは王から土地を与えられた

  

 ・しかし、住民のほとんどは農民だった

  ※農民には、生産物への税金と無償の労働が課せられた

 

 

 

 ・エジプトで繁栄した時代について

 

  ・古王国が、ナイル下流域のメンフィスというところを中心に栄えた

   →古王国では、クフ王などがたぶん自分の墓として、大きなピラミッドを作らせた

    ※ピラミッドは、神様である王の絶大な権力を示している

 

  ・中王国が、上エジプトのテーベに移って、テーベを中心に栄えた

   ※しかし、中王国の末期にシリアから遊牧民であるヒクソスが侵入してきて、

    国内が一時的に混乱した

 

  ・新王国が、紀元前16世紀に栄えた

   ※新王国はヒクソスを追放して、シリアに進出した

 

  ・紀元前14世紀に、アメンホテプ4世(イクナートン)が

   テル=エル=アマルナというところに都を定めた

   →この時に、今までのような神々の崇拝を禁止して、

    一つの神(アトン)だけを信仰するという改革を行った

    =この改革は王が死んだことによって終わった

     ※この時に、信仰改革の影響で古い伝統にとらわれない写実的な美術(アマルナ美術)が

      生み出された

 

 

 

 

・エジプトの文化について

 

 

 ・エジプト人の宗教は太陽神のラーを中心とする多神教だった

  ※新王国時代には、首都テーベの守護神であるアモンの信仰と結びついた

   =その結果、アモン=ラーの信仰が盛んになった

 

 

 ・エジプト人は霊魂の不滅と死後の世界を信じてミイラを作って、

  「死者の書」というものを残した

  ※死者の書・・エジプト人が来世にいった死者の幸福を祈って

           ミイラと一緒に埋葬した絵文書のこと。

           新王国時代のもので、冥界の王オシリスの前で死者が

           最後の審判を受けている様子などが描かれている

 

 

 ・エジプト人が使っていたエジプト文字には、

  神聖文字(ヒエログリフ)と民用文字(デモティック)がある

  ※神聖文字・・碑文や墓室、石棺などに刻まれる象形文字のこと

  ※民用文字・・パピルス草というものから作った一種の紙(パピルス)に

           書かれる文字のこと

   →これらの文字が使われていた資料として代表的なものに、

    ロゼッタ=ストーンというものがある

 

  ※ロゼッタ=ストーンについて

   →・ナポレオンのエジプト遠征中に、アレクサンドリア東方のロゼッタ(ラシード)というところで

     発見された資料のこと

    ・上段に神聖文字、中段に民用文字、下段にギリシア文字の3種類で書かれている

    ・フランスのシャンポリオンという人が、この資料のギリシア文字を手掛かりに、

     神聖文字の解読に成功した

 

 

 ・エジプトで測地術が発達した

  →測地術は、ギリシアの幾何学(図形に関する数学)の土台になった

  

 ・太陰暦と一緒に太陽暦が用いられた

  →太陽暦は、後にローマで採用されてユリウス暦という暦になった

 

 

ポイント

・エジプトの統一国家についておさえる

・エジプトの社会と政治についておさえる

・エジプトの文化についておさえる

 

このあたりが今回のポイントです



コメントを残す