東南アジアの風土と人々について
東南アジアの風土と人々について考えてみます
・東南アジアの風土と人々について
・東南アジアは、インドなどの西方の世界と中国を結ぶ交易ルートの中間に位置していた
→そのため、昔からインドと中国の影響を受けて、独自の文明を作ってきた
・東南アジアは、大陸部と諸島部の大きく2か所から構成される
※・大陸部・・インドシナ半島を中心とした地域のこと
・諸島部・・マレー半島から現在のインドネシアやフィリピンを含む
多くの島々を中心とした地域のこと
・大陸部と諸島部には、それぞれ以下のような特徴がある
・大陸部
→・モンスーンの影響を受ける
・山地から流れ出る河川がそれぞれデルタを作っていた
・いくつかの言語圏と政治的な権力が生み出されていた
・諸島部
→・湿潤熱帯気候にいる
・海や川が交通路になって、港市というのが連なっていた
・比較的似たような言語を持つ多くの少数民族が移動しあう地域だった
・いくつのも政治的な権力が生み出されていた
・東南アジアでは、香辛料を生産していて、資源が多く存在していた
→そのため、早い段階で海を通じて外の世界とつながっていた
=つながっていたことで、インド、中国、イスラーム勢力の影響を受けていた
・東南アジアでは、15世紀からはマラッカというところを中心として活発な交易活動が行われた
・16世紀からは西ヨーロッパの勢力が進出するきっかけになった
・19世紀以降は、世界の市場に組み込まれた
※この時に、以下のようなことが起きた
→・大陸部・・稲作を中心とする農業開発などが行われた
・諸島部・・錫やゴムを中心とした資源や農業開発などが行われた
・インドや中国南部から多くの人々が移動してきて、そのまま住み着く人が増えていった
=以上のようにして、外部の世界から移動してきた様々な人々と文化を受け入れることで、
今日の東南アジアが出来た
ポイント
・東南アジアの概要をおさえる
・東南アジアの流れをおさえる
このあたりが今回のポイントです