明治維新と東アジアの国際秩序について
明治維新について考えてみます
・明治維新について
・日本では、ペリーの来航をきっかけに、1854年に日米和親条約を、
1858年に日米修好通商条約を結んだ
→その後日本は、開国を行った
・このような対外危機の中で、下級武士層を中心に討幕運動が起こった
→その後に、幕府の大政奉還という出来事が起きた
=その結果、1868年に天皇親政の明治政府が誕生した
※これを、明治維新という
・明治政府は、明治維新の後に以下のようなことを行った
→・富国強兵を行った
・工業や軍事の近代化を行った
・ドイツ憲法を参考にして、1889年に大日本帝国憲法を発布した
・1890年に二院制の議会を開設した
=日本は、社会制度の面でも中国より一足はやい近代的改革をおしすすめた
・日本は、ロシアと樺太・千島交換条約という条約を結んで、北方の国境を定めた
※樺太・千島交換条約では、全樺太をロシア領、全千島を日本領にした
・日本は、樺太・千島交換条約の後に、今までより積極的な海外進出の姿勢を見せた
→そのため、台湾出兵や琉球領有などを行い、朝鮮にも勢力を伸ばすなど、
勢いを見せていった
※この時に日本は、宗主国の立場を取る清と対立した
※台湾出兵について
・台湾に着いた琉球の島民が、台湾の先住民に殺害されたことを理由に、
日本軍が台湾に出兵した事件のこと
・琉球の島民は日本人なのか、台湾の先住民は清朝政府の支配下にあるのか、
という点が日清間で問題になった
※琉球領有について
・明治政府は琉球に清への朝貢をやめさせた
・1879年に琉球藩を廃して沖縄県を置いた
ポイント
・明治維新とその動きについておさえる
このあたりが今回のポイントです