ニューディール政策について
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ニューディール政策について考えてみます
・ニューディール政策について
・アメリカでは、1932年の選挙で、民主党のフランクリン=ローズヴェルトという人が
大統領に当選した
→ローズヴェルトは、以下のような政策を取り入れた
・農業調整法(AAA)という法律で、生産を調整し、生産物価格を引き上げて
農民の生活を安定させようとした
・全国産業復興法(NIRA)という法律で、政府と企業との協力を強め、
企業間の公正な競争を促した
・金本位制から離脱して、混乱していた国際経済からドル経済圏を守ろうとした
・公共投資による地域間の開発を行って、失業者を減らそうとした
※代表的な開発に、テネシー川流域開発公社(TVA)の建設などがある
・1935年にワグナー法によって、労働者の団結権と団体交渉権を確定し、
労働者の権利を保護した
→そのため、労働組合も発展し、同じ1935年に
産業別労働者組織委員会(CIO)が成立した
※CIOは、1938年に産業別組織会議になった
=上のような一連の政策をニューディール(新規まき直し)という
→ニューディール政策で経済を指導することで、国民を落ち着かせようとした
・外交面では、1933年にソ連を承認した
・また、ファシズムの国々の攻撃の姿勢には、西欧民主主義国を支援した
※ただし、公式には中立を維持した
・ラテンアメリカの国々には、キューバのプラット条項を廃止した
→このような動きによって、他国の政治に関わることを避け、ドル経済圏に組み入れていった
=このような政策を、善隣外交政策という
ポイント
・ニューディール政策についておさえる
このあたりが今回のポイントです