鎌倉時代の武士について② -武士の土地支配-

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投稿者:       投稿日時:2013/10/22 03:28      
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鎌倉時代の武士の土地支配について考えてみます

 

 

・武士の土地の支配について

 

 ・武士は、自分の土地を拡大しようとして、荘園や公領の領主、土地の近くの武士との間で

  年貢の徴収や、土地の境界がどこか、などということについて、紛争が起きるようになった

 

  →特に、承久の乱の後は、畿内や西国の地方にも多くの地頭が任命されるようになり、

   東国出身の武士が各地に新しい土地を持つようになったため、土地の支配権のために

   紛争がどんどん拡大していった

    

   ※幕府が御成敗式目を作ったり、裁判を強化したりしたのは、

    上のように紛争が増えたことが影響していたと言われている

 

 

 ・地頭の支配権の拡大の動きに対して、荘園や公領の領主たちが幕府に訴えて、

  地頭が年貢の未納などの動きを辞めさせようとした、ということもあった

  →しかし、幕府も地頭の行動を止めることが出来なくなったので、

   領主は諦めて地頭請所や下地中分などを行うようになった

  

   ※・地頭請所・・地頭に荘園の管理を全て任せる代わりに、地頭に

           一定の年貢納入を義務付ける契約のこと

    ・下地中分・・領主が土地の多くを地頭に分け与えて、お互いに土地を支配する

           権利を認め合う制度のこと

 

  ※幕府は、紛争などの争いについては、当事者どうしの取り決めによる解決を重視していた

   →そのため、荘園などの土地の支配権は、段々と地頭に渡っていくことになった

 

 

 

ポイント

・武士の土地支配についてを押さえる

 

このあたりが今回のポイントです

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