室町時代の文化について① -室町文化の概要・南北朝文化-

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投稿者:       投稿日時:2013/10/24 01:31      
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室町時代の文化について、北山文化と東山文化を中心に考えてみます

 

 

・室町時代の文化の概要について

 

 ・まず、南北朝の動乱の時に、南北朝文化という文化が出てきた

 

 ・その後、足利義満の時に、北山文化という文化が出てきた

 

 ・さらにその後、足利義政の時に、東山文化という文化が出てきた

 

 

 

 ・室町時代の文化の特徴について

 

  ・幕府が京都に設置されたこと、東アジアの国々と積極的に

   交流をしていたことなどが影響して、様々な文化が混ざるようになった

   ※例:幕府の武家の文化と、朝廷の公家の文化の交流

      日本の伝統的な文化と、海外からの新しい大陸文化との交流 

      中央の文化と、地方の文化との交流 etc

        

  ・惣村や都市の人々が文化に入ってくるようになった

 

  ・この時代には、能、狂言、生花、茶の湯などの文化が出てきた

   ※このような文化は、武家なのか、庶民なのか、などが関係なく触れてきた

 

 

 

 

 

・南北朝文化について

 

 ・南北朝文化の特徴について

  →南北朝時代は動乱があったので、そのような時代を背景とした

   歴史書や軍事物語などが作られた

 

 

 ・南北朝時代の歴史書について

  →代表的なものに、「増鏡」、「神皇正統記」、「梅松論」などがある

   

   ※・「増鏡」・・源平の争乱より後の歴史を、公家の視点から書いた歴史書のこと

    ・「神皇正統記」・・伊勢神道の理論を使って、皇位を継承することについて

              北畠親房という人が南朝の視点から書いた歴史書のこと

    ・「梅松論」・・足利氏が政権を得るまでの流れを、

            武家の視点から書いた歴史書のこと

 

 

 ・南北朝時代の軍記物語について

  →代表的なものに、「太平記」などがある

 

   ※「太平記」・・南北朝の動乱の全体の様子を書いた軍記物語のこと

 

 

 ・南北朝文化で流行った文化について

  →代表的なものに、連歌、能楽、茶寄合、闘茶などがある

   

   ※・連歌・・短歌の上の句と下の句を、それぞれについて何人かで作って読む

         というスタイルのこと

    ・能楽・・能や狂言を組み合わせた言葉

    ・茶寄合・・茶を趣味とする人達が集まる会合のこと

    ・闘茶・・茶寄合の時に、お茶の種類や産地などを判別する勝負のこと

 

 

 ※南北朝文化はなぜ生まれたのか

  ・南北朝文化は、南北朝時代の時に活躍した武士達によるところが

   大きいと言われている

   →この時に活躍した武士は、新しいもの好きという性格の人が多かったため、

    新しい文化を取り入れていこうとしていた

    =そのため、当時の武士は派手や贅沢などを意味する、

     「バサラ」という名前で呼ばれていた

 

 

ポイント

・室町文化の概要を押さえる

・南北朝文化を押さえる

 

このあたりが今回のポイントです

 

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