南蛮文化について
南蛮文化について考えてみます
・南蛮文化について
※南蛮文化とは・・スペインやポルトガルの宣教師や、貿易を行っていた人達によって
伝えられた文化のこと
・南蛮貿易が活発になると、宣教師の布教が活発になった
→そのため、宣教師の布教が文化に影響を与える、という事が出てきた
・南蛮文化の特徴について
・宣教師たちが、天文学や医学などの実用的な学問を取り入れた
・銅版画や油絵などの技術を取り入れた
・西洋画の文化を取り入れた
→西洋画に刺激を受けて、日本人で屏風を書く人が出てきた
=西洋画の影響を受けた屏風を、南蛮屏風と言う
・ヴァリニャーニという人が、金属製の活字印刷術を取り入れた
・印刷機が輸入された
→印刷機の輸入と、金属製の活字技術の導入によって、以下のようなことが行われた
・ローマ字によるキリスト教の文学書と宗教書の翻訳
・日本語の辞典、日本の古典の出版
=これらをまとめて、キリシタン版と言う
※キリシタン版の中でも、九周天草が出版したものをまとめて、天草版と言う
→天草版の代表的なものに、天草版「平家物語」や、
天草版「伊曽保物語」などがある
※南蛮文化は、江戸幕府の鎖国政策があったため、すぐに終わってしまったが、
現在でもモノの名前には南蛮文化の影響が残っていると言われている
→例:カステラ カルタ コンペイトウ パン など
ポイント
・南蛮文化の内容を押さえる
このあたりが今回のポイントです