幕府と藩の仕組みについて

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投稿者:       投稿日時:2013/10/24 05:55      
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江戸時代の幕府と藩の仕組みについて考えてみます

 

 

・幕府について

 

 

 ・幕府の収入について

 

  ・幕府は、直轄領(幕領)から得られる年貢と佐渡や石見などの鉱山が基本的な収入だった

 

  ・大きな都市を支配し、商業、工業、貿易などをコントロールすることで

   収入の調整を行った

 

  ・貨幣を作る権利も持っていた

 

 

 ・幕府の軍事力について

 

  ・軍事力は、将軍直属の家臣である旗本と御家人、大名が負担する軍役によって

   基本的に構成されていた

   ※将軍に謁見(お目見え)が許されていたのが旗本、

    許されていなかったのが御家人とされた

    →旗本、御家人、軍役は圧倒的に強い力を持っていた

 

 

 ・幕府の役職について

 

  ・年寄という幕府の重要な政務に参加した家来が、老中と呼ばれて

   政務を仕切るようになった

 

  ・大老という役職があり、重要な内容を決める時の会議にだけ参加した

   ※大老・・臨時の最高職のこと

 

  ・若年寄という役職が、老中の補佐と旗本の監督を行った

 

  ・大目付という役職が、大名の観察を行った

 

  ・目付という役職が、旗本の観察を行った

 

  ・寺社奉行、町奉行、勘定奉行という三奉行が設置された

   ※寺社奉行・・寺社の土地、建物、僧侶などについて担当した役職のこと

    町奉行・・江戸の行政や司法などといった、庶民の政治全般を担当した役職のこと

    勘定奉行・・幕府の財政の管理や税金の回収など、

          金銭などについて担当した役職のこと

 

     →寺社奉行は譜代大名が、町奉行と勘定奉行は老中の支配のもとで旗本が任命した

 

  ・役職には、基本的に数人の大名と旗本がついた

   →役職は、月番交代(1ヶ月交代)で担当した

 

  ・簡単な訴訟については、その役職が処理をした

   →一方で、重要な訴訟については、評定所という場所で

    老中と三奉行が話し合って裁判を行った

 

 

 ・地方の役職について

 

  ・地方では、京都所司代という役職が重要だと言われていた

   ※京都所司代・・朝廷の管理や西側の国の大名の監視などを行う役職のこと

 

  ・重要な都市とされていた、京都、大坂、駿府の3か所に城代と町奉行が置かれた

   ※城代・・城主の代わりに城を守る人のこと

 

  ・伏見や長崎などの都市には、奉行(遠国奉行)が設置された

 

  ・幕府の直轄領については・・

   →・関東、飛騨、美濃などについては、郡代という役職が置かれた

    ・それ以外の土地については、代官という役職が置かれた

     ※代官は、勘定奉行がコントロールした

  

   

 

 

・藩について

 

 ※藩とは・・大名の土地と、その土地を支配する機構をまとめた呼び方のこと

 

 

 ・大名は、初期は地方知行制を採用する場合があった

  ※地方知行制・・領内にいる有力な武士に領地を与えて、与えた領地にいる領民の支配を

          認める制度のこと

 

 ・17世紀の半ばから、ほとんどの藩が地方知行制を辞めて、

  俸禄制度を採用するようになった

  ※俸禄制度・・藩の直轄領(蔵入地)から得た年貢を蔵米ということで支給する制度のこと

   蔵米・・幕府の家臣や大名の家臣などに支給されたお米のこと

 

 

 ・大名は、基本的には以下のようなことを行った

 

  ・領内を一通り支配した

 

  ・有力な武士を城下町に集めさせて、家臣にしたり、家老や奉行などの役職を行わせて

   藩の仕事を分けたりした

   ※一国一城令は、大名と戦うような有力な武士の力を弱める効果を

    持っていたと言われている

 

 

 →以上のようなことを行うことで、大名が土地と人々を支配する力が強まり

  藩の制度が整備されていった

  =結果的に藩の権力がしっかりしたものになっていった

 

 

 

ポイント

・幕府について(収入、軍事、役職など)を押さえる

・藩についてを押さえる

 

このあたりが今回のポイントです



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