日本の風土と社会について

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投稿者:       投稿日時:2013/11/15 02:27      
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日本思想のスタートとして、日本の風土と社会について説明します

 

 

・日本の風土と自然について

 

 ・日本の風土についての考え方は、和辻哲郎という人が風土を考えたところから始まった

  ※和辻哲郎は、風土を3パターンに分立した

 

  ・モンスーン型:インド、中国、東南アジアなどが分類される。

          モンスーン型の人は、とりあえず物事を受け入れてたり、

          我慢して従ったりする考え方の人が多い

          (日本もモンスーン型に含まれるが、日本の人は感情豊かであり、

           さっぱりしていると言われている)

 

  ・砂漠型:アラビア、アフリカ、モンゴルなどが分類される。

       自分から他に働きかけようとしたり、他と戦ってでも

       物事を押し通そうとする考え方の人が多い

 

  ・牧場型:ギリシアやヨーロッパなどが分類される。

       物事を自分から進んで行おうとしたり、無駄なく効率良く

       行動しようとしたりする考え方の人が多い

 

 

 

・日本の人々の生活空間

 →多くの人の生活空間は、平地に存在した村落共同体という場所だった

 

 ※村落共同体は、様々な景観と解釈があった

 

 ・平地は日常生活の場で、平地から遠くの海原や山奥は

  非日常の場所だと考えられていた

  →非日常の場所には、神や仏が生活し、普通の人が死んだら行く場所が

   非日常の場所だと考えられていた

 

 ・平地に、海辺や低い山が接していて、平地と山奥に川や道が通っている

  →このような、海辺や低い山、川や道は日常生活と非日常の場を

   橋渡しする場所だと考えられた

   ※橋渡しをする場所には、神や仏を祭る寺や、葬所、墓地などが設置された

 

 ・平地を里と呼んで、里に里人という人が住んでいた。海辺に住んでいる人を海人と呼び、

  低い山に住んでいる人を山人と呼び、里人は時々海辺や低い山に出かけ、

  海人や山人に会った

  →海人や山人は、神や仏と同じように考えられた

   ※柳田国男という人が「遠野物語」や「山の人生」という本で山人について語った

 

 →ある時、遊行者という人達が現れ、遊行者が里以外の考え方を里に持ち込んで、

  村落共同体の発展に貢献した

 

 

 

ポイント

・和辻哲郎が風土を3パターンに分類した

 ※各パターンの特徴と分類される国をおさえる

・村落共同体で多くの人々が生活した

 ※村落共同体の景観と解釈をおさえる

・遊行者が村落共同体の発展に貢献した

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