モラリストについて -モラルの観点-
モラリストについて考えてみます
・モラリストについて
※そもそもモラリストとは・・
→・ありのままの人間の姿を見て、人間が本来持っている性質を軸に、
人間の生き方(モラル)を考えた人々のこと
・デカルトの前後で盛んとなり、代表的な人にモンテーニュやパスカルという
人達などがいる
・モンテーニュについて
→・「エセー(随想録)」というものを書いた
・自分に「私は何を知っているか(ク=セ=ジュ)」と質問した
→このことから、自分達が考えていること、知っていることは全てが
正しいわけではないと考えた
→よって、正しいことにも常に謙虚さを持つことが大切だと考えた
・パスカルについて
・人間は偉大と悲惨の中間者であると考えた
→どういうことか・・
・神を見失った人間は不幸で悲惨だが、悲惨さを知っていることは偉大であると考えた
・しかし、人間は悲惨を見つめることをしないで自分自身の虚しさから
目を離して「気晴らし」をする
→結局のところ、人間は無限大と無限小の中間者であると考えた