宗教について考える -世界三大宗教とそれぞれの特徴-

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投稿者:       投稿日時:2013/11/17 15:24      
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宗教について考えてみます

 

 

※そもそも宗教とは何か

 →「死」とは何か、という質問に対して、一人一人にではなく、

  特定の人々全員に当てはまるような形で答えを出していこうとするものが、

  宗教の役割の一つだと言われている

 

 

※宗教はいつ広がったのか

 →紀元前800年から紀元前200年くらいにかけて、世界各地で一斉に精神について

  考えるようになり、それが結果的に、世界レベルでの思想となり、宗教となっていった

  =この時に生まれた宗教が、仏教、キリスト教、イスラム教、儒教などだった

   ※仏教、キリスト教、イスラム教の3つをまとめて、世界三大宗教と呼ばれている

 

 →このような時代の流れについて、ヤスパースという人が「枢軸の時代」と名づけた

 

 

※儒教について

 →・儒教は、孔子がまとめた

  ・相手を思う心、身分やルールを正しく守るという伝統的な考えの2つを土台にした

  ・儒教は、人々の日常生活はどのようにするべきか、を決めたと言われている

  ・勉強や仕事に一生懸命になること、礼儀やマナーや社会のルールを守ることが

   美しいと考えられている

 

 

 

 

 

・仏教について

 

 ・開祖(新しく宗教を始めた人)・・インドのゴータマ=ブッダ(ガウタマ=シッダールタ)

 

 ・真理(正しい物事の道筋)・・縁起説だと考えた

 

  ※縁起説・・様々なものはお互いに頼ったり、頼られたりして存在していて、

        それ単体で存在しているものはないという考え方のこと

 

   →人々は縁起説を理解しないで、人間の変わらない部分を探そうとし続けるから、

    執着や煩悩、四苦(生、老、病、死)と離れることが出来ないと考えた

 

 

 →そこで、ゴータマ=ブッダは楽でもなく、苦しくもない修行が正しい修行であり、

  正しい修行を行うことで執着などから離れることができるようになり、

  真理を理解することが出来ると考えた

 

 →さらに、上のようにして真理を理解することで、生きて行く上での苦しみから抜け出して、

  生きている人や物への慈悲の心を持つことが出来るようになると考えた

  ※慈悲・・全員に最高の友情を持ち、他の人の苦しみを

       自分の苦しみだと思う気持ちのこと

 

 

 ・仏教は、その後上座部仏教と大乗仏教の大きく2つに分かれることになる

 

  ・上座部仏教・・出家した人が悟りを開くという、修行を中心とした仏教のこと

           →阿羅漢として解脱することが目標となった

 

  ・大乗仏教・・命あるもの全てを救おうとする仏教のこと

          →大乗仏教の中には、仏陀や菩薩が目標となり、

           菩薩などの慈悲と力に頼るという考え方が生まれて、

           発展していった

 

   →上座部仏教は、セイロン島や東南アジア、大乗仏教は中国や日本に伝わっていった

 

 

 

 

 

・キリスト教について

 

 ・開祖・・イエス=キリスト

 

 ・キリスト教は、ユダヤ教を批判する形で生まれた

 

  ※ユダヤ教について

   →・ユダヤ民族が信仰した宗教のこと

    ・ユダヤの人々は、厳しい自然と民族の争いの中で、

     唯一絶対の神であるヤハウェに助けを求めるようになった

     =これがユダヤ教の土台となった

      →そのためユダヤ教は、神と契約することで神が与えてくれた律法というものを

       守ることを徹底する宗教だと言われている

 

 

 →ユダヤ教に対して、イエス=キリストは隣人愛と個人の内面(心の部分)を

  重視する立場を取ったので、ユダヤ教を批判する形となった

  ※隣人愛・・自分から積極的に他人を愛するという気持ちのこと

 

  ※しかし、イエス=キリストはローマ帝国の支配層の人達に、

   ローマ帝国への反逆者という理由で十字架上で処刑されてしまった

   →そこでイエスの死は、全ての人々の罪を償うために死んだと考えられるようになった

    =この考え方から、イエスが人々の救世主だとする考え方が生まれた

    =この考え方によって生まれた宗教が原始キリスト教だった

 

 

 ・キリスト教は、世界で最も多くの信者を持ちながら、

  下のようにいくつかの宗派に分かれている

 

  ・カトリック・・フランス、南欧、南アメリカなどにある宗派のこと

  ・プロテスタント・・ドイツ、イギリス、北欧、北アメリカなどにある宗派のこと

  ・正教会・・東欧諸国、ロシアなどにある宗派のこと

 

 

 

 

 

・イスラム教について

 

 ・開祖・・ムハンマド(ムハンマドは神ではなく、

      預言者(神の意志を伝えるために派遣された人)だった)

 

 ・7世紀の初めに、アラビアのメッカというところで、

  ムハンマドという人がイスラム教を開いた

 

 

 ・ムハンマドは、以下のようなことを考えた

  

  →・イスラム教の前まであった、部族の守り神を信仰することを否定した

   ・ユダヤ教やキリスト教と同じように、唯一神を考えた

    →唯一神はアッラーであり、アッラーが天地を作っていて、

     最終的な判断をすると考えた

    →そこで、唯一神のアッラーに全てをゆだねることが良いと考えた 

     =アッラーに全てをゆだねることを、イスラムという

 

     ※アッラーは偉大なので、人々が偶像崇拝することは禁止した

      ・偶像崇拝・・彫刻や絵など、神を目に見える形にして信仰すること

 

 ・預言者であるムハンマドが、アッラーから授かった言葉は、

  コーラン(クルアーン)という啓典にまとめられた

 

 

 ・イスラム教では、人々は普段の生活や政治など、全てがコーランに書いてある通りに

  動くことになっている

  (=このように、宗教と政治が一体となることを政教一致という)

 

  →イスラムの宗教と日常生活が一体となっている代表的な例として、六信五行がある

 

  ※六信五行について

   ・六信・・アッラー、天使、啓典、預言者、来世、天命を信じること

   ・五行・・信仰告白、礼拝、喜捨、断食、メッカへの巡礼を行うこと

    ※これ以外に、豚肉を食べない、などのルールもある

 

 

 ・イスラム教では、アッラー以外は身分の差などがなく、全員平等だと考えられている

  →そのため、イスラムの共同体(ウンマという)の一人として、

   お互いに助け合うことが良いとされている

 

 

 ・イスラム教は、カリフ(ムハンマドの後継者)について争いが起き、

  多数派のスンニ派と、少数派のシーア派に分かれる、ということが起きた

  ※スンニ派とシーア派の教えの内容は一致している

 

  →スンニ派は、西アジア、北アフリカ、南アジアに広がり、

   シーア派は、イラン、イラク、トルコなどに広がったと言われている

 

 

 

 

・現代と宗教との関係について

 

 ・現代の人々は、既成宗教(すでに存在している宗教のこと)は、

  上に書いてあったような、決まりきった行動を取るだけで、

  人々の不安などはどう対処するのが良いか、ということに対して、

  ちゃんとした答えを出していないという不満があると言われている

 

  →そこで、現在では新宗教や新々宗教と言われるような宗教がどんどん生まれてきた

   ※・新宗教・・明治時代より後に、既成宗教とは別に、新しく作られた宗教のこと

    ・新々宗教・・最近流行っている宗教のこと

     →新宗教や新々宗教は、人々の心をつかむものもあるが、

      迷信などを信じさせてしまうようなものもあると言われている

 

 

 →科学が中心の現代だが、科学では解決できないような問題を

  宗教で解決しようとすることはあるので、既成宗教を嫌う人もいるかもしれないが、

  宗教自体は切っても切り離せないものではないか、と言われている

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