高度情報化社会について -状況と問題点と解決策-
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高度情報化社会について考えてみます
・エレクトロニクス技術について
・20世紀の後半に起きた、エレクトロニクス技術の発展が
社会を大きく変えたと言われている
※エレクトロニクス技術・・電子というものを利用した技術のこと
・エレクトロニクス技術が活用された例
→・電話が作られて、遠くの人と話が出来るようになった
・ファクシミリが作られて、遠くの人に画像や文を届けることが出来るようになった
・コンピュータが作られて、様々なデータを通信することが出来るようになった
・携帯電話が作られて、通話やデータのやりとりがよりやりやすくなっている
→このような技術の進歩によって、世界中の情報をどこにいても得られるようになった
=このように、どこからでもインターネットにつなげて
コンピュータを使える社会のことをユビキタス・ネットワーク社会という
・ITと電子商取引について
・ITとは・・コンピュータなどに関する技術のことで、
情報通信技術(インターネットテクノロジー)とも言う
→ITによって、様々な産業の生産性が上がったり、社会の仕組みなどを変化させたりした
=このように、ITによって起きた変化をまとめてIT革命という
・ITの発達によって、電子商取引(Eコマース)が発達したと言われている
※電子商取引・・インターネットなどを使って商取引(商業に関する取り引き)をすること
→電子商取引は、主に2種類ある
・企業間電子商取引(BtoB)・・企業と企業との間で電子商取引をすること
・対消費者電子商取引(BtoC)・・消費者と企業との間で電子商取引をすること
→電子商取引は今後も活発になっていくと考えられている
・情報化社会の問題点について
→大きくは5パターンに分かれる
①-・一度どこかでコンピュータや回線に問題が起きると、被害が拡大し、
大きなレベルでのパニックが起きてしまう
・インターネットは匿名の部分が強く、インターネットによる犯罪や誹謗中傷、
ウソの情報が流れることなどがある
②-・パソコンが苦手な人達がいれば、パソコンとしか向き合えず、
人間関係が上手にできない人もいる
=パソコンが苦手か、パソコンだけの関係か、
のように極端になってしまう可能性がある
・ヴァーチャル=リアリティ(仮想の現実)と現実が混ざり、
社会的に良くない行動を取ることがある
③-・デジタルの情報はコピーが簡単なので、不法なコピーが多く、
知的財産権をどのように保護するかが難しい
④-・管理社会化が進む可能性があり、自分たちが知らないところで、
プライバシーが侵害されるかもしれない
※管理社会・・国家などによって、人々の生活の様々な部分を管理される社会のこと
⑤-・デジタルデバイド(情報格差)が生じてしまい、
情報が少ない人が弱い立場になってしまう
※デジタルデバイド・・IT(情報技術)の発達によって、生じる所得、情報量などの
格差のこと
→情報格差は、年齢、人種、先進国と発展途上国、
などのように様々な場面で見られる
・情報化社会の問題点を解決していくために行うべきこと
・人々のプライバシーが侵害されることのないように、
個人情報保護法をしっかりすることが必要だと言われている
・管理社会を防ぐために、情報公開法を土台に、
情報公開制度をしっかりしなければいけないと言われている
※これと同時に、早い段階で国民の「知る権利」を誕生させることが重要だと言われている
・情報をむやみに信用したりしないように、人々が情報を見極めて判断することが
大切だと言われている
=このような能力を情報リテラシー(メディアリテラシー)という
・マスメディアのセンセーショナリズムを改めて考え直す必要がある
※センセーショナリズム・・犯罪やスキャンダルなどを、
人々の感情をあおるように報道すること
ポイント
・エレクトロニクス技術の発展を押さえる
・ITと電子商取引について押さえる
・情報化社会の問題点と解決策を押さえる
コメント
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ジョイ