心理学の歴史② ー精神分析学~人間性心理学ー

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投稿者:       投稿日時:2013/12/10 07:42      
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精神分析学

 ・創始者-フロイト

 ・ポイント・・無意識、人格、リビドー

 

 ・無意識・・意識しないで個人の行動が決定される内面の過程のこと

 

 ・人格

  →イド(エス)、自我、超自我の3層という構造になっている

   イド・・快楽に従う(欲望の根本)

   自我・・現実に従う(外と心をつなぐ)

   超自我・・罪悪感を生み出す(自我によって得られた良心や道徳を内在化)

 

 ・リビドー

  →人が欲求に対する行動を行うために必要な心のエネルギーのこと

   (食べたい、恋をしたいなどの欲望を満たすために必要なエネルギーのこと

    このエネルギーがプラスに進むと才能の開花、マイナスに進むと犯罪

    などの可能性が考えられる)

 

 ・精神分析学からの派閥

  →・ユング・・分析心理学を作った(集合的無意識、タイプ論など)

   ・アドラー・・個人心理学を作った(劣等感に着目)

 

 

ゲシュタルト心理学

 ・創始者・・ウェルトハイマー

  ※ゲシュタルトとは・・要素(部分)だけで捉えない、全体的な構造のこと

 ・特徴・・ゲシュタルト心理学以前スタンスを否定

      ※以前の心理学・・要素主義

 ・代表的なゲシュタルト心理学者

  →・コフカ・・ゲシュタルト心理学の体系化、「ゲシュタルト心理学の原理」の出版

   ・ケーラー・・洞察説の提唱、心理物理同型説の提唱

 

 

 

行動主義心理学

 ・創始者-ワトソン

 ・特徴-「意識」ではなく、「行動」を観察の対象にした

  ※理由・・意識は客観的な観察が出来ないが、行動は客観的な観察が出来るから

 ・理論-S-R理論

  ※S-R理論とは・・「行動=刺激+反応」であるという理論のこと

           ※刺激・・stimulus

            反応・・response

 

 ・行動主義心理学の派生・・新行動主義心理学

  ・代表者・・ハル、トールマン、スキナーなど

   ※彼らは、新行動主義に対して、ワトソンの心理学を古典的行動主義と位置付けた

  ・理論-S-O-R理論

   ※S-O-R理論とは・・「行動=刺激(+主体)+反応」であるという理論のこと

             ※主体・・organism

                  刺激と反応をつなぐ何かがあるという考え

 

 

認知心理学

 ・歴史・・1950年代に登場

 ・背景・・行動主義に限界が感じられるようになった

  ※どういうことか・・行動主義だと、言語や創造性など、レベルの高い心の働きを

            説明することが難しくなってきてしまった

 ・特徴・・人間を情報処理システムとして捉える

 

 

人間性心理学

 ・創始者-マズロー

 ・特徴-・人間を一人ひとり独自の存在であると考える

     ・人間は自己実現を目指す存在であると考える

 ・実践例-エンカウンター・グループ

 ・代表者-ロジャーズ(クライエント中心療法を作った)

 

 

 

 

※流れ

実験心理学 → 精神分析学 → ゲシュタルト心理学 → 行動主義心理学

 → 認知心理学 → 人間性心理学

 

 

参考資料・補足など

流れのみを記載しています

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