発達の捉え方について (発達状態の測定・発達加速現象・発達曲線)
・発達状態の測定
※測定方法・・発達検査
→この検査から発達年齢(DA)や発達指数(DQ)を算出することが出来る
※発達検査の種類
→代表的なものに、2種類ある
・新版K式発達検査(観察法を利用)
・津守式乳幼児精神発達診断法(養育者への問診による検査)
・発達加速現象
※発達加速現象とは・・身体の発達が低年齢化の傾向にあることを指す
→発達加速現象の種類
・成長加速現象・・身長や体重などの量的な増加
・成熟前傾現象・・初潮や精通などの性的な成熟や質的な変化
・発達曲線
=スキャモンという人が考えた発達の変化というものをグラフ化したもののこと
※曲線には4種類ある
・リンパ型
・対象・・扁桃腺やリンパ腺
・グラフの動き・・11歳くらいに成人の倍くらいになり、段々と成人の水準に落ち着く
・神経型
・対象・・延髄や感覚器官
・グラフの動き・・生後に急激に伸び、その後ゆるやかになっていく
・一般型
・対象・・体格、筋肉、内臓など
・グラフの動き・・第一次性徴期と第二次性徴期で2度大きな伸びが見られる
・生殖型
・対象・・睾丸、卵巣、子宮など
・グラフの動き・・思春期ごろに急激に伸びて、成人の水準で落ち着く