発達の過程

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投稿者:       投稿日時:2013/12/11 10:26      
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・発達の過程は、大きく7種類に分けられる

 ※発達の7種類

  新生児期 → 乳児期 → 幼児期 → 児童期 → 青年期

  → 成人期 → 老年期

 

 

・新生児期(誕生~生後1ヶ月)

 特徴・・生後1日-視覚の刺激に反応する

     生後2日-動く物を目で追うこと(追視)が出来るようになる

     原始反射が見られる

 

 ※原始反射の種類

  ・及啜反射:口に入ったものに吸い付こうとする

  ・モロー反射:乳児を急に落下させたり、大きな音や強い光を当てたりすると、

         両手両足を外側にのばしてから抱きつくような体勢をとる

         ※モローという人が報告した

  ・バビンスキー反射:足の裏のかかとからつま先に触れると、足の指を扇状に広げる

            ※この反射は、生後11カ月くらいまで残る

   ※原始反射は、生後4~5か月で無くなる

 

 

・乳児期(生後1ヶ月~1歳/1歳半)

 特徴・・生後1年で体重が3倍、身長が1.5倍になる

     母性、愛着、パターンの認識、喃語など

 

 ・母性・・ボウルビィという人が、乳児期の乳児と養育者との関係が、

      その人の人格形成に影響を与えることを報告した

      ※乳児と養育者との関係が足りない状態を母性剥奪という

 

 ・愛着・・乳児期は、自分で外界に対して行動を起こすようになる

      →この時の、養育者との関係で愛着関係が作られる

 

 ・パターンの認識・・ファンツという人が、選好注視法という方法で

           乳児が単純なパターンよりも複雑なパターンをを好むことを報告

 

 ・喃語・・乳児期は、子音+母音で繰り返される音声を使うようになる

 

 

・幼児期(1歳/1歳半~6歳)

 特徴・・運動能力の向上、歩行や言語の獲得、第一次反抗期、心の理論 など

 

 ・第一次反抗期・・1~3歳ころに、親に激しい抵抗をする

          ※第一次反抗期は、自分が他の人と違うことに気付くことが

           背景になっていて、認知機能が著しく向上している

 

 ・心の理論

  →・心の理論とは・・他の人の心の状態について想像したり、

            推測したりする能力のこと

    ※心の理論は、サリーとアンの課題というものを使って測定される

    ※心の理論は、自閉症にも大きくかかわってくる

 

 

・児童期(6/7歳~11/12歳)

 特徴-・一日の多くを学校で過ごす、ということになる

    ・ギャングエイジ(遊びを中心とする集団)が見られる

     ※ギャングエイジは、・閉鎖性が高く

               ・グループ以外の仲間はグループに入れない

    ・9歳の壁が見られる

     ※9歳の壁・・学校での学習内容を理解できない子どもが急増すること

            →理由:小学校3年生からの学習内容の高度化

                認識の発達の一時的な低下

 

 

・青年期(思春期)-成人になるための準備期間

 特徴-・第二次性徴期

    ・第二次反抗期(心理的離乳が背景)

    ・心理的離乳・・子ども自身が親とは違う価値観を持っていることに気付くこと

            ホリングワースという人が提唱した

    ・アイデンティティの獲得に懸命になる

 

 

 

・成人期

 特徴-自分で生計をたて、家庭を築く時期

    一方で、それに伴う現実的な不安や葛藤に悩まされる時期

 

 

・老年期

 特徴-人生を締めくくる時期

    ※「死」をどう考えるか、ということに対しても重要な時期

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