青少年の非行などの問題行動について
非行について
※非行とは・・未成年者による社会規範の侵犯・逸脱行為のこと
→少年法第3条によると、非行少年は3つに分けられる
・犯罪少年・・罪を犯した少年
・触法少年・・14歳に満たないで刑罰法令に触れる行為をした少年
・虞犯少年・・将来、罪を犯し、又は刑罰法令に触れる行為をする虞(おそれ)のある少年
非行の現状
・全体的には減少の傾向
・罪種別では、窃盗犯が最も多い
・非行少年を年齢別に見ると、15歳が最も多い
暴力的行為の現状
・暴力行為は中学校で最も多い
・加害児童・加害生徒を学年別に見ると、中学3年が最も多い
・暴力的行為の形態としては、生徒間暴力・器物破損・対教師・対人などがある
※最も多いのは生徒間暴力(2007年度の段階で52%)
高校中退の現状(2007年度)
・高校中退率は2.1%
・学年別の中退率は、高校1年生が最も多い(3.3%)
・中退の理由は、学校生活・学業不適応、学業不振、進路変更などがある
※学校生活・学業不適応が割合としては最も多い
その他の問題行動
・不良行為・・深夜徘徊(51.8%)、喫煙(38.8%)の順に多い
・家出・・中学生が最も多い(女子が54%)
・自殺・・高校生が最も多い(女子が33%)