社会は法が支配しているのか

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投稿者:       投稿日時:2014/01/10 13:27      
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社会は法が支配しているという考え方があるので、

ちょっと調べてみました。

 

 

一般的に、法が国を絶対的に支配することを、法の支配と言います

(反対を人の支配といいます。)

 

 

法の支配のスタートは、イギリスのマグナカルタです

(マグナカルタは、法の支配といいながら、身分制でした)

→マグナカルタをきっかけに、法の支配から抜け出す考えが出てきました

=そのときに出た考え方が、絶対王政です

※絶対王政・・王が国を絶対的に支配すること

 

 

絶対王政は、2種類ありました。

①ボーダンという人の主権論=王権神授説

②エドワード・コークという人のコモン・ロー+法の支配

 =神と法の下に王は立つという考え方

 

→このように、法の支配について様々な考え方があったので、

 法の支配でもめました

=その代表的なのが、ピューリタン革命や清教徒革命でした

※結局、「法の支配」は権利章典で確認されています

 

 

ただし、法の支配は時代が進むにつれて性格が違いました

〇昔・・特権論

→伝統や歴史を土台に、一部の人だけが権利を持つ

(法の支配は、身分制度とセットという考え方)

〇その後・・人権論

→人間は生まれながらに自由かつ平等で、様々な自然権がある

(法の支配は、基本的人権とセットという考え方)

※その後の人権論は、バージニア権利章典、アメリカ独立宣言、フランス革命の人権宣言などが影響を受けています

 

 

ちなみにですが、法の支配について、権力をコントロールするという考え方もあります。

代表的な人を2人紹介しておきます。

・ロック

→権力は立法、執行、同盟に分けるべき ※ただし、立法優先

・モンテスキュー

→三権分立にすべき(立法、司法、行政)

※三権分立+人民主義が土台となっているもの

=アメリカ合衆国憲法(1787年)

 

 

法の支配について考えてみましたが、

実際は誰が社会を支配するのがいいのでしょうか?

神、王、法、国民、その他いろいろですが、

難しいところです。

 

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