人権の歴史と世界の人権
人権の歴史と世界の人権について簡単にまとめてみました
人権の歴史
・スタートは自由権
(ただし、自由権は「自由」が前提だから
教会、身分制、労働者などがダメージを受ける)
※実際の自由権の影響
→産業革命の時に、貧困や労働格差が生まれた
=だから、労働運動がスタートした
→自由権に対して、1917年のロシア革命をきっかけに、
社会権(社会主義)が意識されるようになっていった
※社会権を初めて規定したのが、1919年のワイマール憲法
世界の人権
・世界の人権は、「世界人権宣言」と「国際人権規約」の大きく2つ
①世界人権宣言
・・1948年に国連で採択/基本的人権についての差別を禁止した
②国際人権規約
・・A規約とB規約がある
〇A規約・・「経済、社会、文化」が中心
〇B規約・・「市民、政治」+選択議定書が中心
※ただし、A規約もB規約も、日本は一部保留している
A規約の日本の保留・・祝日の給与、公務員のスト権、中高等教育の無償化
B規約の日本の保留・・個人の人権侵害の申し立て
※世界的な人権の動きのその他
・・1991年のアパルトヘイトの禁止など