ルネサンスについて

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投稿者:       投稿日時:2013/10/14 18:28      
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ルネサンスについて考えてみます

 

 

・ルネサンスについて

 

 

 ・中世末期の西ヨーロッパでは都市が発展した

  →ここから、中世の文化を引き継ぎつつ、人間性の自由や解放を求め、

   個人の個性をしようとする文化運動が出てきた

   =この運動のことをルネサンス(「再生」の意味)

    ※ルネサンスは、14~16世紀にわたってヨーロッパ各地にひろまっていった

 

 

 

 ・中世はカトリック教会の権威が中心の文化だった

  →ルネサンスでは、現世に生きる楽しみ、理性、感情の活動がより重視された

   =この活動を支えたのが、ヒューマニズム(人文主義)の考え方だった

 

  ※人文主義の立場を取る知識人(ヒューマニスト)は、

   ギリシアやローマの古典文化を深く研究した

   →この研究によって、人間らしい生き方を追求しようとした

 

  ※フィレンツェのマキァヴェリという人は「君主論」を書いて、政治を宗教、道徳から

   切り離すという近代的な政治観を提唱した

 

 

 

 

 ・ルネサンスは、以下のようなところで展開していった

  →・地中海貿易の盛んなイタリア  

   ・南北ヨーロッパ商業の中継地として毛織物工業が成長したネーデルラント  など

    ※しかし、結果的には他の国にも広がっていった

 

 ・ルネサンスの学者や芸術家は、都市に住む教養人だった

  ※その多くは、権力者の保護のもとで活動していた

   →例として、以下のようなルネサンスの保護と活動がある

    ・イタリア・・・フィレンツェの金融財閥メディチ家やミラノ公、ローマ教皇など

    ・イギリス、フランス、スペイン・・・国王の保護のもとに文化が栄えた

 

 

  =ルネサンスは、以上のような流れと特徴があったため、貴族的性格をおびていた

   →そのため、既存の政治、教会、社会体制を正面から批判する力にはならなかった

 

 

ポイント

・ルネサンスの概要と、ルネサンスの流れについておさえる

 

このあたりが今回のポイントです 

 

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