ルネサンスの文芸と美術について
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ルネサンスの文芸・美術について考えてみます
・ルネサンスの文芸と美術について
・ルネサンスの文芸は、古代ローマの伝統が強かったイタリアで最初に展開した
・イタリアでは、「神曲」で知られる詩人のダンテや、
「デカメロン」のボッカチオなどが出てきた
※その影響下でイギリスでもチョーサーという人などが「カンタベリ物語」を書いた
・16世紀ころになると、ネーデルラントの人文主義者のエラスムスという人が
「愚神礼賛」を書いた
→この作品以降、社会を風刺する作品が多く書かれ、各国の国民文化が形成されていった
・イギリスでは、16世紀の終わりから17世紀の初めに活躍した
シェークスピアなどが有名になった
・ルネサンスの絵画は、イタリアで新しい動きが起きた
・15世紀の前半に遠近法が確立した
→遠近法の確立によって、近代絵画の土台である写実主義の基礎がつくられることになった
・建築の領域では、古代建築の要素を取り入れて、大ドームを持ったルネサンス様式が生まれた
※16世紀にはローマのサン=ピエトロ大聖堂が新しく作られた
・彫刻家では「ダヴィデ像」を作って、サン=ピエトロ大聖堂の建築にも
関わったミケランジェロなどがいる
・ルネサンスでは「万能人」というのが理想だった
→その「万能人」の典型が、レオナルド=ダ=ヴィンチであると言われている
※ダ=ヴィンチは、絵画の他にも、解剖学をはじめとして
自然諸科学と応用技術にも才能を示した
・ネーデルラントでは、油絵の技法を改良したファン=アイク兄弟がフランドル派を開いた
・ドイツのデューラーという人は、版画も多く残した
ポイント
・ルネサンスの時の文化についておさえる(文学、美術)
このあたりが今回のポイントです