アメリカの独立について② -アメリカ独立戦争-
アメリカの独立について、アメリカ独立戦争を考えてみます
・独立戦争について
・1774年に、植民地側が大陸会議を開いてイギリスに抗議した
→1775年には、レキシントンとコンコードで武力衝突が起こった
※植民地側は、ワシントンという人を総司令官に任命して戦った
=そして、1776年7月4日に、13植民地の代表はフィラデルフィアというところで
独立宣言を発表した
・独立宣言は、ロックの思想的な影響と植民地時代の体験をもとにして、
トマス=ジェファソンなどが作った
→内容は、人間の自由や平等、圧政に対する反抗の正統性を主張したものだった
※独立宣言は、フランス革命の人権宣言とともに、近代民主政治の基本原理が
述べられていると言われている
・植民地には、独立派、独立反対の国王派、中立派も存在していた
※そのような中で、1776年の初めに出したトマス=ペインという人の
「コモン=センス」(「常識」)は独立の必要性を訴えて、大きな反響を呼んだ
・独立軍は、最初は苦戦した
→しかし、イギリスと対立していたフランス、スペインの参戦、北欧諸国を中心とする
武装中立同盟の結成などに助けられて、独立軍がしだいに優勢になっていった
※中には、フランスのラ=ファイエットやポーランドのコシューシコなど、
独立軍に積極的に参加した人もいた
※武装中立同盟は、ロシアのエカチェリーナ2世が提唱し、中立国船舶の航行の自由と
禁制品以外の物資輸送の自由を主張していて、イギリスは外交的に孤立した
・その後、1781年のヨークタウンの戦いというのでイギリスが負けるということが起きた
=そこでイギリスは、1783年のパリ条約でアメリカ合衆国の独立を承認した
※この時にイギリスは、ミシシッピ川以東の領地を譲った
→イギリスは、フランスやスペインとも条約を結んで、それぞれに領土を譲った
ポイント
・独立戦争についておさえる
このあたりが今回のポイントです