日露戦争後の東アジアの様子をまとめてみた (韓国併合と辛亥革命)
日露戦争後の東アジアの様子
日露戦争後の日本
・日本は武力を使って、韓国を保護国として統監府を置き、韓国の外交権を奪った
→その後勢いにのって、日本は韓国の内政をコントロールし、軍隊を解散させた
※解散させられた軍隊の兵士は、農民と一緒に武器を持って、日本と戦った(=義兵)
=しかし、結局は1910年に韓国を日本の植民地とした(=韓国併合)
※日本は、朝鮮に総督府を置いて、朝鮮を支配した
→その後日本は、朝鮮人を日本に同化させようとした
※同化の時に、以下のようなことを行った
・朝鮮学校で、日本語を「国語」として強制した
・朝鮮の歴史や地理よりも、日本の歴史や地理を教えた
・多くの朝鮮人から土地を奪った
→多くの朝鮮人は、上のような影響によって生活に困り、中国東北部や日本に移住した
※ただし朝鮮人は、様々な差別を受けた
=結果的に日本は、朝鮮人を軽蔑し、差別するという考えが広まっていった
アヘン戦争後、清は列強の植民地に近い状態となった
→そこで、孫文という人は、東京で中国同盟会を作って、三民主義を提唱した
→中国では、孫文の影響を受けて、1911年に多くの地方が清からの独立を宣言した
※そのため、1912年に孫文を臨時大統領とする中華民国が作られ、清は倒された
=これを辛亥革命という
→中華民国は、帝国主義勢力と結んだ軍閥の袁世凱が実権を握った
=そのため、袁世凱が革命勢力をおさえた
※だから、孫文は革命運動を続けた